フィクションパートとドキュメンタリータッチが、それぞれのアクの強さにもかかわらず社会派サスペンスとして超高度に調和。リアルな群衆と環境音で、すみずみまで画面が活気づき臨場感たっぷり。東北本線のターミ…
>>続きを読む3年ぶりに再鑑賞。
今から60年以上前の上野駅を全編通してドキュメント撮影し活写された人混みや駅の雰囲気だけでたまらなく素晴らしく、長回しという手法によって駅を行き交う客や一般人悪人までを捉えており…
俳優陣の動きカメラ光と陰に音、ひとつひとつ胸高鳴りっぱなしやられっぱなし。キメッキメのキレッキレ。何度も四角い画面に息をのむ。なぜどうやったらこんな映画が撮れるのかわたしゃ知りたい知りたくない。(警…
>>続きを読む北林谷栄うまい。
見るたびに発見があるけど、 今回は被害者女性の身元確認に来る人たちの所作が染みた。昭和の日本人、ああいう人達いたね。
最後の東北からの出稼ぎ労働者のボイスオーバーで、子供の頃に…
特集/開館10周年記念特集II シネマヴェーラ渋谷と愉快な仲間たち 小西康陽セレクション
シナリオを読むと、ト書きに「総べて、ロングショットの盗み撮りの感じで、騒音に消されて、話し声などは聞えるべ…
大都会のプロデューサーが製作時に意識していたという名作ドラマの劇場版。忘れ去られた作品としておくにはあまりに勿体無い代物だった。
当時の上野駅周辺の雑踏がそのまま記録されている。地場のヤクザも如何…
コンクリート上のコツコツ鳴る足音が耳に残る映画。劇伴奏がないのと荒い画質にドキュメンタリータッチとの声を聞くけど、そこよりも北林谷栄とかの各エピソードが伏線でもなく無造作に並んでいるところにドキュメ…
>>続きを読むすごい作品。流れるように七人の刑事が紹介されるオープニング、ドキュメンタリータッチの上野駅の映像、ゲリラ風の撮影、メインになる人が次々と変わる長回しの場面、捜査本部以外のほとんどの場面で入る雑踏の音…
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