絶妙で普遍的な人間の感情を切り取るなあ。
嫁入りに際した親離れ子離れ、父親への親として/異性としての愛着、父親を独占する優越感、ひとりの人間としての無力感、家族から離れる寂しさ…などなど。
個人…
原節子の笑顔が輝いて見える、眼光がすごくて本当に素晴らしい。
自転車のシーンが大好きなので、これは最高です。砂浜?に2台の自転車が置かれた佇まいも良かった。
お父様のそばにいるだけで楽しい、幸せよ…
「野田高梧と執筆した脚本で、原節子演じる娘を、厚田雄春がローポジションから撮影する」という、のちに続く定型の始まりである映画。
原節子の存在感は、カッチリ決まった画の力も相俟って、これまでの小津的ホ…
私はまず、こんな父親が自分にもいたらいいのにと感じた。穏やかで娘の話をよく聞き、頭ごなしに否定しないその姿は理想的な父親像のように思えた。しかし私は次第に父親を一人の異性として見てしまう瞬間があるこ…
>>続きを読む原節子のほんのーりなまめかしい娘役。
少し頑固で口元は笑顔なのに目が怒ってたり、悲しい時は真顔だったり、表情が魅力的で目が離せない。
父の思いやり、再婚に対しての穢らわしいという感情、わかる。親離れ…
娘を送り出すために自分にはいい人がいるって嘘をつく笠智衆の演技がよかったです。
この時代ですでに「好きな男性のタイプ」って語用があるというのが目新しかったです。
観なければと思いつつ敬遠していた小津…
1.わかりやすいストーリー。
2.嫁入り前の娘と父の話。
3.画は完璧。
4.音楽が特に良かった。
5.もちろん笠智衆や原節子の演技も。
6.ただ既視感がある。おそらく、「のび太の結婚前夜」とほとん…