茶道に始まり能に続き花嫁衣装に終わる。カメラワーク以上に徹底した様式美で舗装された時流の厳格さが、そこからうっかり漏れ出た親子のどうしようもない感情を際立たせる。
清楚とは程遠いぐらい爆発してる原…
優しい。いい話。
終盤の父の説教とラスト数分を観るために観る。そんな映画。
娘と父の関係。2人の優しさがよく、日常的な作風もいいのだが、ちょっと話が長い気がしなくもない。
というか、序盤の電車と、…
のりこ、ヘディラマーに似てる 結婚式のシーンとかめちゃくちゃ綺麗
おとうさん、本心も明かすことがないし感情表現も抑えがちなのになぜか伝わってくる演技と演出、めちゃめちゃ日本的だ
時々挟まるジョーク、…
この作品の原節子さんとても好きでした。
感情露わで他の今まで観た小津作品とは違う新鮮さがあった。
ファッションやメイク、街並みやインテリアが西洋要素も強く新鮮だった。
ゲイリー•クーパーのくだ…
「秋刀魚の味」を先に観たので、既視感ありあり……というかこっちが先だった!
秋刀魚の味は時代に合わせてアップデートしたんだろうな。あれはあれで美しかったけど、こちらの方がより父親の愛情と切なさを感…
鎌倉に住む大学教授の父と、婚期を逃しかけている娘の親子愛を描く。「紀子三部作」の第一作。
原節子演じる紀子の父に対する愛情が狂気的。紀子の縁談と併せて父の再婚の話が持ち上がったときの狼狽、能の席で…
紀子3部作?『東京物語』や『麦秋』とは明らかに毛色が違う。徒歩、自転車、電車とにかく移動するシーンが多くて、その躍動感が作品に軽快さを与えている。
紀子の学友、アヤを淡島千景ではなく、月丘夢路が演…