【第10回アカデミー賞 美術賞、編集賞受賞】
『或る夜の出来事』フランク・キャプラ監督がジェームズ・ヒルトンの同名小説を映画化した作品。アカデミー賞では作品賞など全7部門にノミネート、美術賞と編集賞…
キャプラ作品としてはやや物足りない印象。
出だしの脱出シーンからシャングリラに辿り着くまでのファンタスティックな描写は面白く観れるが、中盤の理想郷の描き方はあまり感心できない。
ハリウッド的に甘いと…
素晴らしき『素晴らしき哉、人生』『スミス都へ行く』のフランク・キャプラのなんというか文明論映画。原作は社会現象になったとかで、シャングリラという言葉の出処だそうな。むかーし観た時はわりと感動だったけ…
>>続きを読むAmazon Primeで鑑賞。初見は30年くらい前、BS-NHKで。ストーリーも良かったですがフィルムの一部が欠落しており、その部分は静止画と音声で補充しているのが印象的でした。
B級になりかねな…
この時代にこんな映画が撮られているなんて!
まず、吹雪の雪山や雪崩れ、山あいを飛行する飛行機などの撮影に関してのよく撮ったなーってのと、その内容。「理想郷」「ユートピア」については今となっては新しく…
この映画、一見訳分からん。けどこういうことを伝えたかったのかなと思うところも。
理想郷シャングリラでは争いがない。"自分と親友がもし同じ女性を好きになったら、親友の幸せを思って譲りましょう。"とか、…
やっぱりキャプラは博愛主義というか、人間の善性を信じたい人なんだなというのが込められた作品。
元祖アドベンチャー映画!と謳ってたのも納得のハードな制作過程がうかがえる一方で、ファンタジー映画?という…
一切争いがなく、緩やかな規律によって統治されている理想郷、シャングリラ。吹雪吹き付ける雪山に囲まれながら、シャングリラはなぜか年間を通して温暖な気候に恵まれている。SFというかファンタジーっぽいスト…
>>続きを読む