紀ノ川 花の巻・文緒の巻に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『紀ノ川 花の巻・文緒の巻』に投稿された感想・評価

祖母👵豊乃東山千栄子が仕立てた、九度山から有功真谷家までの、孫娘花嫁花司葉子の紀の川を下る舟の行列、提灯の灯りに照らし出された贅沢な輿入れ行列で冒頭を飾った有吉佐和子原作、中村登監督の、明治・大正・…

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5.0

花から華へ。まさに激動な明治大正昭和の時代のそれぞれの時代の女三代。ハイカラさんな岩下志麻はもちろん新時代な女性を体現していてわかりやすいけど、まだまだ家に縛られていた女の司葉子の凄みのあるまた別の…

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otom
5.0

祖母と母と娘の関係性で繋がる川の流れの如くな明治、大正、昭和の50年を描く。戦禍に遭ってもなお女が守り続けた家が没落して行く様で諸行無常感が凄い。丹波哲郎の言うところの支流本流の話で、結局は大きい流…

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司葉子の魅力が中村登により、見事に引き出され、代表作とした。本作は、和歌山を舞台に、素封家に嫁いだ女性が、明治、大正、昭和と、川の流れのように生きる姿を描いている。後半は、娘の文緒(岩下志麻)の家に…

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5.0

感動大作ではないが充実の名作品

3時間弱の長尺物、しかもスペクタクルもアクションもサスペンスもない地方の一名家の数十年にわたる隆盛衰亡記に過ぎないのに、鑑賞中の充実感は比類なきものがあった。
その…

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Jimmy
4.5

明治・大正・昭和にわたる壮大なドラマ。
紀ノ川の姿がとても美しく描かれたカラー映画。

舟に乗って紀ノ川を下って嫁に行く女性=花(司葉子)を見送る女性(東山千栄子)。
花嫁姿の司葉子が非常に綺麗。

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4.3

記録。 2020-73

全体で3時間近くあるかなり長編の映画だった。
婚礼から子どもが生まれるまでのシーンは長く感じたが、岩下志麻演じる娘が反抗期を迎え成人になるシーンからはそこまで長く感じなかっ…

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4.2

まず最初に、
地域の違いはあると思うけど明治31年の婚礼にビックリした(; ゚ ロ゚)❗
大きな出来事が起こってもそんなに盛り上がりはせず、むしろ淡々と話は進むんだけど。
いつの間にか見入ってしまっ…

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寿都
4.8

山田洋次推奨の家族映画を観てみて正解だった。普遍的な美しさに優れた大作大河。紀ノ川が舞台だからほんとの大河映画。
司葉子、岩下志麻の代表作に挙げてまちがいない(他知らんけど)。圧倒される美貌のみに留…

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5.0

時代の移り変わりも去ることながら

ちょっと見てみようと夜11時から見始め、終わったのが深夜2時・・・おかげで翌日は遅刻しました。

「お前の母さんは紀の川のようだ。」と丹波哲郎が岩下志麻に言う…

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