【STORY】
過激な暴力描写があるビデオ(ビデオドローム)を偶然受信した主人公が、狂気に目覚めていく。
【REVIEW】
人間に潜む暴力性・嗜虐性が目覚め、歯止めが効かなくなっていくという…
完全にファンになってしまったクローネンバーグの代表作。
前々から観たかったから、遂に勇気を出して。
いやー最高でした!
画がかっこいい。虚構と現実がグニャングニャンになって混じっていくのとか、素敵…
テレビは心の網膜という面白パワーワードが聞けたりして、クローネンバーグの一流の身体論が楽しめる。暴力的な映像が悪影響をもたらし、幻覚を見せるってのは単純な図式のように思える気もするがテレビそのものが…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
現実と虚構、有機物と無機物の境目とかがもう訳分からなくなっていきます。
ぐにゃぐにゃなテレビ画面に映し出される唇💋とか、お腹の穴から銃とか、やっぱりクローネンバーグは大好きだと確信した作品でした。…