中弛みはするものの、認知戦の最高形態を描いた作品である。人間は刺激の受容体として、刺激に踊らされる。人間は何かの命令を受けてプログラム通り動く機械でしかない。人は刺激を追い求めた結果、痛み・死を追い…
>>続きを読む初期クローネンバーグといえばの「ヴィデオドローム」、やっぱり映画はいいなあ、としみじみする作品。
映像から発信される思念に影響を受けてテレビと現実の境界がなくなるという話は観る側も混乱するし、グロテ…
最も訳の分からない映画であり、メチャクチャ分かりやすい映画。
ストーリー内の論理や因果関係についてまともに説明できる人はいないだろう。登場人物たちも、自分たちが何に巻き込まれているのか理解していな…
ケーブルテレビの局長がメディアに過激さを追い求めた結果、逆にメディアと同化していく様を描いた作品。人間のように蠢くブラウン管や画面から伸びてくる手など、刺さる人には刺さりそうな造形がよく出てくる。テ…
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