ふたりのベロニカの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ふたりのベロニカ』に投稿された感想・評価

ゆき
3.8

シンパシー

数奇な運命に見舞われた二人の女性。
痛みを共にする存在を幸いとするか、奇妙とするのか。
物語の本質はきっともう数回見ないと掴み切れない。
美しい色合いと言葉使いに翻弄されているうちに9…

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5.0

 1990年代のフランス映画界の一隅を、独特の光源で照らし出したのはクシシュストフ・キェシロフスキ監督の『トリコロール』三部作であり、その光源の中にあったのが、『赤の愛』に主演した女優イレーヌ・ジャ…

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3.7
不可視の存在が人生に影響を与える。カセットテープや写真といったメディアが説明のつかない直感を裏付けるアーカイブとなる。
3.8
クシシュトフキエシロフスキの不思議なドラマ
全く関係がないけど瓜二つ、名前が同じ2人のベロニカの物語
見えない繋がりがある
5.0

映画監督としてのクシシュトフ・キェシロフスキにとって、女優としてのイレーヌ・ジャコブに出会うということは、始まりよりも、むしろ終わりを意味したのかもしれない。

彼がファインダーから彼女を見つめたと…

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クシシュトフ・キエシロフスキーの映画史に残る名作。本作は運命論であり、哲学論、生命論である。いうなればキエシロフスキーの遺言でもある。本作は、劇場で観るたびに違う映画を観ているような錯覚を覚える。そ…

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Sophie
3.8
トリコロールから。合唱曲が美しいので調べたらズビグニェフ・プレイスネルによるオリジナルとのこと。イレーヌ・ジャコブの美しいこと!

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