「神の沈黙三部作」の内の第二作。
スウェーデンの小さな漁村でいくつかの教会の牧師を務めて回っているトマス。「神を信じなさい」と呼びかける彼は、しかしながら自身神を本当に信じることができない。彼はスペ…
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極限まで削ぎ落とされた登場人物とストーリーのみで全て語り切るその技量に、あらためて感銘を受けた。短い対話や寓話に教訓を添えるという形式は聖書そのもので、メタ的なキリスト教批判にも捉えられる。また、俯…
>>続きを読む自分は小6あたりからプロテスタントの教会に通っていて、やることといえば聖書を読み、聖歌を歌い、牧師の話を聞き、献金を出し… 毎週通っているとそれが生活の一部になり、作業になる。作業になると、果たして…
>>続きを読む「神はいるのか」というキリスト教信仰上の大問題を、小さな村の牧師の視点で扱ったミニマムな作りの一作。
表面上劇的なアクションは起こらない、内省的なドラマを描いた作品ゆえに、その分登場人物の内面は細や…
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冬の光。
その名のとおり、かすかに射す光のような作品。
ラスト、トマスはほとんど誰もいない教会で礼拝を始める。信仰も希望も愛も失っているはずの彼が、それでも祭壇に立つ姿に、本作の静かな力強さが宿って…
神の不在という重いテーマだけど、人生論や人間関係への悩みという具体的で共感しやすいトピックに落として語られていたので、そんなに詳しくなくても面白く見れた。
神の不在、および聖職者という肩書きがカギ…
教会に入る光を緻密に計算して撮影してるのが分かる。ラスト床に膝をついて祈る女の横顔の輪郭を細く縁取る光が物凄く幻想的だった。お前のおせっかいだけじゃなく近眼すらウザいと言われたのに神父のために尽くす…
>>続きを読む絶対好きだと確信があったけど、好きすぎる……!!😭
あと100回見ても満足できると思う
建物の撮り方も人の撮り方も上手すぎるけどメンヘラ女のカメラ目線のガンギマリ方が凄まじい
役者も上手い。第七の封…
物語の終盤、従者が牧師に対して、イエスの受難について質問をする。イエスは肉体的な苦痛ではなく、もっとほかに苦痛があったのではないか?と。
『ゲツセマネでは?イエス様の悲痛の声を弟子は聞かなかった。…
神の沈黙。
妻を失って以来、信心に自信がなくなった牧師トーマスは婦人の夫ヨーナスの悩みを解決して欲しいと頼まれるが…
神への存在意義を問い質す本作。牧師であるトーマスが信仰への関心が薄れていく様…