世界映画史の中でも特異なドキュメンタリーなのかフィクションなのか境目がない作品。モキュメンタリーと言っていいのかもしれないが、観直して観るとどうもそうとも言い切れない。DVD特典には、21年前に息子…
>>続きを読む1967年の作品。失踪した男を追う女の話から始まる。これはドキュメンタリーなのか、モキュメンタリーなのか、フィクションなのか、枠組みにとらわれない蠢く生き物のような映画である。人間がいなくなること、…
>>続きを読むいやぁ…おもしろかった。これもまた食らった。劇映画であることをわかって観ていたのに、どうしたってドキュメンタリーに観えるし、登場人物たちが存在しないとは思えない。なんだかこう本気で思ってないとそんな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
イマヘイのドキュメンタリーだが、ラストのセットばらしでフィクションを交えていることを強調する手法に呆気にとられた。失踪者の足あとを、婚約者とともに追う、そして露口茂を投入してカオスな人間関係を構築す…
>>続きを読む○感想
最初の方とか、何の話をしてんのかわかりにくかった。
主人公のヨシエのことを映画撮影者たちはネズミと呼ぶ。なんで?と思ったけど、鼠に引かれるという、家の中に一人きりでいて、さびしいっていう意…
こういう映画がとにかく観たいんだ!
映画に惚れる瞬間がある。映画が放つ熱量に虜にさせられ、最終的に俺たちは一体何を観(魅)せられているんだ!とぐんぐんぐんぐん引き込まれ吸い込まれていくこの感じ。
…
【その姿の消し方】
失踪した夫の行方を辿るドキュメンタリー映画というコンセプトから一転、現実と虚構がものの見事に反転してしまう元祖フェイクドキュ。
黛敏郎の不協和音を多用したスコアが不気味で、人…