No.1528
2023.11.30 視聴 西部劇100
大根役者ジョン・ウェインが「男」を見せる。何十年後、アジアの片隅で「健さん」という大根役者が演じて喝采を浴びた「男」を、すでにこの時代に…
画面の奥から手前に向かって、緩やかなカーブを曲がり列車がやって来る。"シンボーン"という名の駅に着くと、ハットを被りパイプを持った小太りのお爺さんがそわそわしながらそこで待っている。列車から一組のど…
>>続きを読む無法者もタチ悪いけど、失恋男のどうしようもない感もナカナカ……。
ともあれ、ジョン・ウェインがばりばりの存在感を主張するのかと思いきや、何となく一歩引いてるトコロがヒロインとの位置関係や時代的なポ…
ジョンフォードの真骨頂は男の引き際の美学ですかね、演じるのがジョンウェインでもヘンリーフォンダでも構図は変わらず。これがハワードホークスやウィリアムワイラーが撮るとまた違うことになる。現代から見ると…
>>続きを読む 人間ドラマ。傑作。『捜索者』が雄大なモニュメント・バレーを背景に描かれたのに対して、この映画は、ちいさな町を舞台にして、法と暴力、恋愛模様が情緒豊かに描かれる。
『死ぬまでに観たい映画1001本…
遥か彼方の嘘は、今も鮮やかな伝説となって、民の中に息衝いている。
リバティ・バランスを撃った男は、誰か?
ある男の葬儀、そこへ参列する為、西部の田舎の駅へと降り立つ男、そして女。
彼らは、誰か?大…
昔にテレビで放送していたのを流し見した程度で、実はまともに観た事がなかった名作西部劇。数々の名作西部劇を製作したジョン・ウェインさんとジョン・フォード監督の黄金コンビが最後に製作した西部劇でもある。…
>>続きを読む物語の開始時点で既にジョン・ウェインは死んでおり回想でしか登場しない、その死に顔や最期は画面に出てこないなどまるでフォードが彼を通して製作時既に本数が減少してきた西部劇への惜別の歌を奏でているかのよ…
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