リバティ・バランスを射った男に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『リバティ・バランスを射った男』に投稿された感想・評価

暴力こそが正義だった西部に、「法の支配」という近代化の波が訪れる。実直なジェームズスチュアート、粗暴なリーマーヴィン、寡黙にどっしり構えるジョンウェインと、配役だけでストーリー構成がバシっと決まる。…

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素晴らしすぎる傑作

時代は変わる
荒野で決闘はもう終わった
白いエプロンをつけてキッチンで働こう
5.0

素晴らしいし、開放的な印象をもつ作品が少なくないフォード作品の中で群を抜いて濃い。
しかし、緻密で、目を放す隙がない語り口の本作は、やはりフォード的な人間ドラマを描く。その語り口の緩急が少し変わるだ…

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大傑作。
鑑賞してから気づいたけど、タイトルが抜群にセンスある。でも「撃った」ではないのか?
法律書を携え突飛に登場したランスによって敷かれた法と秩序。しかしその結果に付随したトムの最後はなんともや…

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物凄いポリコレ映画。
働くばかりで政治のこと=自分達の生活のことを真っ当に考える余裕の無いシンボーンの人々は、今日の私たちだ。
日本の、またアメリカの政治的荒廃を思えば、全編涙無しには観れなかった。…

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4.5

手前から退場していくジョン・ウェイン、勢いよく集会所に入ってくる馬、ランプで照らされた誰もいない部屋、何から何まで面白すぎる。明確な意思を持った男たちが常に対立し続けるからどの場面も目が離せない。

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鴨
4.8
・棺のショット
・「あいつは随分銃を持ってなかった」
・レストランの喧嘩シーン
・4Kウルトラ画質良すぎ
・影の多用
・孤独なジョン・ウェイン

西部劇において法の貫徹を求めた男が銃を手に取ったとしても果たして悪党への私刑まで無批判に描かれるのか疑問だったのだが、まさに信用できない語り手として監督の手のひらで踊らされていたことが終盤に明らかに…

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kn0207
4.2

このレビューはネタバレを含みます

画面の奥から手前に向かって、緩やかなカーブを曲がり列車がやって来る。"シンボーン"という名の駅に着くと、ハットを被りパイプを持った小太りのお爺さんがそわそわしながらそこで待っている。列車から一組のど…

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このレビューはネタバレを含みます

 人間ドラマ。傑作。『捜索者』が雄大なモニュメント・バレーを背景に描かれたのに対して、この映画は、ちいさな町を舞台にして、法と暴力、恋愛模様が情緒豊かに描かれる。
 『死ぬまでに観たい映画1001本…

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