リバティ・バランスを射った男に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『リバティ・バランスを射った男』に投稿された感想・評価

am52
3.5
引き際のカッコよさと、人並みに嫉妬する人間らしさ。

レザボア・ドッグスに影響を与えた一作。
マイケル・マドセンは今作のジョン・ウェインを意識して起用されたのかな…雰囲気や佇まいがすごく似てた。

伝説は今や事実の巻

モノクロ
民主主義の源流、そして教育こそ法と秩序の基盤であるという主張もあり西部劇と言うにはだいぶ毛色の違うお話でしたが面白かったです
アメリカの歴史の一部を感じさせるような、…

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ガンアクションや逃走劇といった派手なスペクタクルの代わりに民主主義の形成と、そこにおける教育と言論の自由を高らかに謳い上げる異色の西部劇

ここまで秀逸なタイトルもなかなか他にないと思う
maro
3.8
面白い。
ジョン・ウェインとジェームズ・スチュワートそれぞれの役がらと合っている。流石のジョン・フォード監督作品。「駅馬車」よりはこっちの方が好きかな。
オチは予想できるけどそこは問題ではない。

このレビューはネタバレを含みます

暴力に暴力で対抗してきたことの自己欺瞞を乗り越えて法と自由の国を築き上げてきたアメリカの歴史を感じる一品だった。ならず者を撃った真のならず者は一緒に消え去らなければいけなかったんだねぇ。

無法者もタチ悪いけど、失恋男のどうしようもない感もナカナカ……。

ともあれ、ジョン・ウェインがばりばりの存在感を主張するのかと思いきや、何となく一歩引いてるトコロがヒロインとの位置関係や時代的なポ…

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mouk
3.3

ジョンフォードの真骨頂は男の引き際の美学ですかね、演じるのがジョンウェインでもヘンリーフォンダでも構図は変わらず。これがハワードホークスやウィリアムワイラーが撮るとまた違うことになる。現代から見ると…

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masat
3.6

遥か彼方の嘘は、今も鮮やかな伝説となって、民の中に息衝いている。
リバティ・バランスを撃った男は、誰か?

ある男の葬儀、そこへ参列する為、西部の田舎の駅へと降り立つ男、そして女。
彼らは、誰か?大…

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3.5

昔にテレビで放送していたのを流し見した程度で、実はまともに観た事がなかった名作西部劇。数々の名作西部劇を製作したジョン・ウェインさんとジョン・フォード監督の黄金コンビが最後に製作した西部劇でもある。…

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4.0

物語の開始時点で既にジョン・ウェインは死んでおり回想でしか登場しない、その死に顔や最期は画面に出てこないなどまるでフォードが彼を通して製作時既に本数が減少してきた西部劇への惜別の歌を奏でているかのよ…

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