「その態度は何だ?失礼な
犯罪者扱いか?」
S・スピルバーグ監督の【ターミナル】と元ネタ*が同じ、フィリップ・リオレ監督による、
実話ベースのほっこりな【ヒューマン・ドラマ】。
モントリオール…
往時の移民や外国ルーツの人達が集まってくるパリの人種間の緊張は分からないけど、まだこの頃はユマニティの可能性、美しさがあったんじゃないかって思わされた1995年頃に鑑賞。
今やパリは燃えているか状…
トランジットゾーンからどこにもゆけない人々
どこにも属することができない自由のような不自由のような
宙ぶらりんの感覚とつながりにとてもほっこりしたり悲しくなったり
どこにも出たいけれども決して帰って…
1993年 フランス映画 監督はフィリップ・リオレ。
この作品は監督デビュー作。ジャケがこの作品のイメージをよく表していて、なかなかいい。こんな作品だ。
監督はこの後、「マドモアゼル」(200…
パスポートを盗まれたばかりに空港から出られなくなった男と、それぞれの事情から空港内に住み着いている人々の悲喜劇を描く。
パスポートが盗まれた為、空港のトランジット・ゾーン(外国人用処理区域)で過…
トム・ハンクス主演『ターミナル』の元ネタで有名な作品。
そしてこの作品の元ネタになったナセリさんの訃報を先日フォロワーさんのレビューで知りました。
トム・ハンクスも自身のインスタで彼の死を悲しんでい…
ヒューマンドラマというよりは政治風刺の入ったブラックコメディの要素も強く、不法滞在者を人扱いせずに機械的に職務をこなしていくだけの空港職員と、在留資格はないけどとても人間味に溢れた主人公たち5人が至…
>>続きを読むシャンソンが似合う切なく優しいお話。好みの映画だった。
盗難に遭い身元保証できず、空港から出られなくなった学者が空港内に住む人びとと過ごした数日間を飄々と描いている。トランジットゾーンには国籍剥奪さ…