戦後のイタリアの社会情勢がわからないまま現代の価値観で観てしまうと共感も理解もできず、ただただ「これまでアンタは何をしてきたんだよ。犬を巻き込むんじゃないよ」とか思ってしまい、鑑賞後の感じがとても悪…
>>続きを読む貧しい老人と飼い犬の物語。
おじいちゃんが可哀想でただただ飼い犬フライクが救いだった。現実問題に着目している映画で観ていて辛かった。貧しいおじいちゃんの話は大抵涙腺が緩くなってしまう。
かなり昔…
当時の不動産事情や定年後の働き口の無さの実情は知らないから想像するしかないが、犬にご飯を買うお金も無くて家賃も滞納してて身体は悪くないけど仕事もしてなくて物乞いもしたくなくて、という老人が犬飼うのも…
>>続きを読む同監督の「自転車泥棒」と同じく厳しく哀しい現実が淡々と描かれる作品。これぞネオレアリズモという感じという感じだが、こちらの方が暖かみのあるラストになっている。
話の骨組みも「自転車泥棒」とほぼ同じ…