8月のJLG⑥
虐殺、あるいは映画を監督することについて。
カミーユがサラエボで戯曲『戯れに恋はすまじ』を上演しようと旅に出る。一方、彼女の父のヴィッキーは映画『宿命のボレロ』を制作しようと…
なにもわからない。
反復する音楽とその切断。爆撃、銃声、カットの切り替わりと時を同じくしない会話の音声の切り替わりとオーバーラップ、尻を突き出すカミーユとジェローム、砂浜に並べられスーツとドレスを被…
前半での予言通りに訪れる結末
無限の可能性がありながら
根本で放棄した痕跡
説明不在の光を浴びる
壮麗な徴たちの飽和
戦争に臥した男と女は衣装を与えられ、映画の中で生を取り戻し遂には現実に生命…
正真正銘の遺作が公開されるということで、未登録の中では一番好きなので投稿しようかと。本編に一切触れることなく、数年前に記録はじめた時に書いていたメモが奇跡的に別のところに残ってたので、恥を承知で投稿…
>>続きを読む音楽の使い方が良い。話は衒学的かつ断片的でいつものゴダールといった印象だが、キャラが濃くコミカルな場面も多いので楽しく見られた。戦争の影を帯びながら、落ちてた死体を死体役にするなどキレキレの不謹慎ギ…
>>続きを読む演劇、戦争、映画、音楽に関わる4つのストーリーを強引に繋げたような構成になっているのですが、その根底には「表現の障害に対する、表現者の闘い」という理念があるのかなと感じました。
ただ、この映画に「根…