浮草の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『浮草』に投稿された感想・評価

EITO
5.0

《映画を観ることとは何か》

僕が小津の作品を観るとはどうゆうことか。
その答えの一つは、僕自身が日本人であるルーツを辿っていく行為であることであり、それは景観にせよ精神性にせよ、蠢く日本の変化と生…

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4.0

川端康成(1899 - 1972年)が自作について語った言葉に、たしか「一本の笛(ふえ)の音(ね)でしかない」といった主旨のものがあったように思う。

あれはどこに書いてあったのだろう。覚えていれば…

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怒ってる時に顔が真っ黒になるシーン良すぎる 一番の怒り

すごいよーーー
カメラ動かないのに何でこう動きがつけられるんだろって思ったら奥行きの表現えげつないことに今気づいたかっこよすぎる
昔のやつからちょこちょこ見てると時代変化がおもしろくてとても勉強にな…

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雨の2人が遮られてるシーンが印象的で覚えている。
納得いかない文化というか、考えからくるシーンもあったけど、説明的な表現がなくてみてて勉強になった。
3.7

自分も女孕ませて放置してた癖にごちゃごちゃ人の事言えんやろ、と思ってたけど、息子をカタギにさせたいという気持ちからなのか…昔特有の価値観だ。そして最後は元の人間関係に戻るという昔あるある。雨のシーン…

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KOKI
4.0

戦後、7年後の作品。今の日本にはない”土着性”というのだろうか。外国の文化を取り入れすぎた現代日本から忘れられ日本的情緒を作品のショット全てに感じることができる。小津安二郎の映画を見ると、いつも嗅覚…

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maro
4.8
88
配信54
中村鴈治郎、京マチ子の色気、艶が凄まじい。
若尾文子の美しさもさることながら。

旅役者の世界で生々しい男と女の性が描かれる。離れ難い男と女。
ディープな男はつらいよ。
煙草の所作が美しい。
1990
-
大雨

夏の夜

接吻と、はらはら散る花びら



抑揚が効いている、感覚
強さを感じるテイスト


それにしても若尾文子と川口浩はよく共演している
スクリーン上のベストカップルだと思う

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