#浮草
いつもの家族と内省の話だけれど、映像美では小津作品の中では群を抜いた美しさではないでしょうか。
若尾文子の一連の誘惑のシーンには悶えました。登場からかける言葉までが可愛らさと美しさの両面…
このレビューはネタバレを含みます
凄すぎる、タバコの火をつけてあげるところで涙があふれてしまいました
いくつもの二者の関係とその変化が同時に、丁寧に描かれています。その中で、軽薄な3人衆はおそらく3人であることで唯一バランスを保っ…
このレビューはネタバレを含みます
致死量の日本人である。日本人を煮詰めて出てきた汁をそのまま啜っているような気持ちだ。
鴈治郎が息子が自分のことをどう認識しているのか聞くシーンで、杉村春子が無視するのホラーすぎる。客席の杉村春子を見…
語ります。
初安二郎。意図せず夏って感じの素敵映画に巡り会えた。
鬼良かった、日本の昔の監督が恥ずかしながらAKIRA黒澤しか知らんねんけど、AKIRAが技術とかサムライ系なのに対して、安二郎はも…
小津映画の中でもトップクラスに素晴らしかった。そして自分が「冬」より「夏」が好きであること、「山」より「海」が好きであるということ、「青」という色が好きだということを決定づけてくれた作品であった。
…
【若尾文子映画祭】
“エビでもタコでも寄ってくるわ”
あややハシゴ🪜1本目☝️
本作を遡ること25年前に自身が手がけたサイレント作品『浮草物語』のリメイクにして若尾文子唯一の小津作品
さらに…
2代目中村鴈治郎演じる嵐駒十郎のキャラクターがなんとも良い。
家族の話、役者の話、恋人の話と様々な要素が詰まっていて、まさに人生が描かれている。
駒十郎は寅さんの源流なのかな。
小津監督のカッ…
大映で製作した作品なので、他の小津映画では見られないような俳優の演技が特徴的だった。前半はユーモアたっぷりで笑えるが、後半はグッとシリアスになる。この振り子がよく効いている。
メインキャラクターの視…