【若尾文子映画祭】
“エビでもタコでも寄ってくるわ”
あややハシゴ🪜1本目☝️
本作を遡ること25年前に自身が手がけたサイレント作品『浮草物語』のリメイクにして若尾文子唯一の小津作品
さらに…
2代目中村鴈治郎演じる嵐駒十郎のキャラクターがなんとも良い。
家族の話、役者の話、恋人の話と様々な要素が詰まっていて、まさに人生が描かれている。
駒十郎は寅さんの源流なのかな。
小津監督のカッ…
大映で製作した作品なので、他の小津映画では見られないような俳優の演技が特徴的だった。前半はユーモアたっぷりで笑えるが、後半はグッとシリアスになる。この振り子がよく効いている。
メインキャラクターの視…
船が男らしくて印象に残った。
珍しいキスシーンは顔が真っ黒で良かった。
男の子がじいちゃんじいちゃんからの、梨落として泣く。
日本の家の構造を活用して、抜けの絵が多い。画面の左に人が来るように配…
確かに以前、サイレント版の『浮草物語』は視聴済み。それから映画史関係の本を読んだりして、それなりに頭でっかちになってから、満を持してのリメイク版の視聴なので、多少鼻息荒いかも。…といいつつ細かい筋は…
>>続きを読むビンタの音が響くので、サイレントであるリメイク元との違いがわかる。
自身の欲望に抗おうとする若尾文子の声がエロすぎる。
京マチ子と若尾文子の色気の違いがうまく対比されており、並んで化粧する姿が圧巻。…
2025年95本目
流れるように生きる
巨匠・小津安二郎監督が『浮草物語』(1934)をセルフリメイク。
志摩半島の漁村を舞台に、旅回りの役者・駒十郎、彼との息子を育てる食堂の女将・お芳、一座の人気…