浮草に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『浮草』に投稿された感想・評価

tych
4.0

1959年 小津安二郎監督作品 119分。小さな港町に駒十郎(中村鴈治郎)一座がやって来る。駒十郎は、この町のお芳(杉村春子)との間に息子 清(川口浩)をもうけていた。頻繁に清を訪ねる駒十郎。彼の連…

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嵐駒十郎(中村鴈治郎)率いる旅一座が港に着きました。
この街の、一前飯屋を営むお芳(杉村春子)との間に駒十郎は子がいるのでした。
息子の清(川口浩)はすっかり大人になり、郵便局でアルバイトをしながら…

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小津の大映作品。前作「お早よう」に続くカラー撮影。宮川一夫の画調は厚田雄春とは違うところも楽しめる、「浮草物語」のリメイク。若尾文子、京マチ子、杉村春子と華麗なキャスト。
文芸坐2にて

これでうちとあんたとは五分五分やないかの巻

自身の作品、浮草物語をセルフリメイク
旅一座の内輪ゴタゴタ話
時代を感じさせる親方のパワハラ具合が凄い
若尾文子と京マチ子を入れ替わりでビンタしまくると…

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4.0

川端康成(1899 - 1972年)が自作について語った言葉に、たしか「一本の笛(ふえ)の音(ね)でしかない」といった主旨のものがあったように思う。

あれはどこに書いてあったのだろう。覚えていれば…

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すごいよーーー
カメラ動かないのに何でこう動きがつけられるんだろって思ったら奥行きの表現えげつないことに今気づいたかっこよすぎる
昔のやつからちょこちょこ見てると時代変化がおもしろくてとても勉強にな…

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雨の2人が遮られてるシーンが印象的で覚えている。
納得いかない文化というか、考えからくるシーンもあったけど、説明的な表現がなくてみてて勉強になった。
3.7

自分も女孕ませて放置してた癖にごちゃごちゃ人の事言えんやろ、と思ってたけど、息子をカタギにさせたいという気持ちからなのか…昔特有の価値観だ。そして最後は元の人間関係に戻るという昔あるある。雨のシーン…

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KOKI
4.0

戦後、7年後の作品。今の日本にはない”土着性”というのだろうか。外国の文化を取り入れすぎた現代日本から忘れられ日本的情緒を作品のショット全てに感じることができる。小津安二郎の映画を見ると、いつも嗅覚…

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人との出会いも別れも再会も、浮草の様に逆らわず?w
ラスト列車の赤いランプがきれいだった。

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