この前知り合った喫茶店の店主のおっさんと電車でお酒飲みながら小津の話をしたら小津はテンポが遅くて見れないみたいなことを言っていたけど小津ほどテンポで速度を出してる作家はいないと思う。若尾文子が川口浩…
>>続きを読む画面の端々、カットが変わる度にその匂いがするようだった
汗ばむ季節 赤い鶏頭の花 遠くで聞こえる祭囃子 燻る煙 焼けた腕と白いゆびさき、逆光の顔 落ちる林檎 音のないシーンほどうつくしい
夏って大嫌…
序盤に一座が港町に着き列を成して歩く様子を俯瞰で捉えたり、所々の照明を抑えた画面作りなどは宮川一夫らしさが見受けられる。田中春男ら一座の面々が砂浜で飛行機を見上げるショットから楽屋の京マチ子のショッ…
>>続きを読む小津映画鑑賞7本目。
まだこんなに良い作品があったなんて……。
黒澤明『用心棒』のカメラが良くて気に入ったので、宮川一夫撮影監督繋がりで『浮草』を観た。
カメラに関してはだいぶ小津式に制御されている…
小津安二郎の唯一の大映作品。宮川一夫の撮影によるところが大きいとは思うのだが、小津の中ではかなり異色の作品だ。内容的にも静の印象が強い小津作品の中にあって、動の印象が強い映画である。特に、激しく雨が…
>>続きを読む母と父の息子に対しての思いの違いが
男と女の思考の差だなと思う
男は勝手すぎるし女は懐深すぎる
ストーリーとしては筋通ってない父で無茶苦茶だけど演出で可愛らしく見えるし
いつも通り人間って感じ
あれ…
東京国際映画祭(TIFF)にて鑑賞。小津安二郎監督自身のサイレント映画浮草物語のリメイク。
京マチ子と中村鴈治郎のこのシーン↓ロマンチックなシーンだと思っていたら真逆だった😅
京マチ子の妖艶な美し…
○′59 11/17~公開
配給: 大映
スタンダード
フィルム上映
●′03 11/19 13:00~, 11/25 19:00~, ′04 1/9 16:00~, 1/17 13:30~&1…
定点の美学、初めての小津は凄かった
存在しないはずの記憶の郷愁が切ない
この映画があれば人生なにがあっても生きていけるような、夏のうだる暑さも土砂降りの雨も悪くないと思えるような陶酔に浸れる
忙し…