このレビューはネタバレを含みます
2025年の見納め1本目。到着してみれば、開館してたった10日のミニシアター。神保町のシネマリスで観ました🐿️ 滑り込みの満席。
どんよりとした景色、犬の遠吠え、汽笛、部屋の靴音、古いピアノ。そ…
家族の再生と子どもの成長を描写したファンタジー、の皮をかぶったスペイン内戦と圧政後の社会暗喩。解説を読まないと理解できないが、強烈なアート作品であることに変わりはない。途中、ほぼ無声映画になってびっ…
>>続きを読むピカソの「ゲルニカ」についての文献を読んでいて、フランコ将軍下のスペインに興味を持ったので、シネマリス開業初日の最初の上映で観に行きました!!
政府批判が厳しく検閲される中で、スペインの芸術家たち…
とても良い。美しい映画。
総合的に演出が傑出していた。
冒頭のアナの絵と思われる素晴らしいオープニングを始めとし、子どもを中心に、人物を演出することに長けていた。内戦からくる社会情勢の不安を漂わせつ…
スペイン内戦直後のフランコ独裁政権を時代背景として、スペインのカスティーリャ地方を舞台に、映画で見たフランケンシュタインの物語に心動かされた少女アナが現実と幻想の間を彷徨う姿を描くことで、当時の抑圧…
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室内の黄色い光の感じがとても好き。村外れの小屋にアナとイサベルが行くシーンで、くどいくらい長回しになるのが面白い。アナたちの母親が目を覚ましてなかなかベッドから起き上がらないシーンも、ちょっと飽きる…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.