メモ
アナの視線
たとえば、子どものころに、「鬼はいるかもしれない」ではなく「鬼はどこにいるの」となんの疑いのない眼差しで言うことができる、この2つの言葉の差異の大きさ。
あらゆるものに宿る現実の気…
とにかくアナのお家が素敵だった
お出かけのときの服、制服、寝るときのパジャマまで着ているものすべてがかわいい。
誰もいない建物、真っ暗な場所、夜風で揺れる木々、その影、叫んでも誰からも返事がない…
「目をとじて 呼びかけるの」
ビクトル・エリセ監督の長編デビュー作
1940年頃のスペイン
カスティーリャのある村の公民館で映画『フランケンシュタイン』が上映される
なぜフランケンシュタイ…
確か、CINE VIVANTで見たから、かれこれ40年前になってしまいましたね。
ストーリー的に何も起こらないし、物静かな(ささやきだから)映画ですが、このアナにみんなやられました。
この子じゃ無か…
最初に観たのはいつやったかな。確か、大学生か浪人のときか。
衝撃的にアナ・トレントはかわいかった。
学校の制服がまたかわいい。変な意味じゃなく、親なら子どもに着せてやりたいような感じの。
この年に…
ん十年ぶりに観た。ラスト辺りは覚えていたけど全体の印象はすっかり忘れていて時代背景や比喩など色々ありそうだけれどもそれは置いといて子供の頃の現実と空想をごちゃ混ぜにして生きていた自分の中にあった感覚…
>>続きを読むこどもの頃、“ウルトラマン”は本当にいると
思っていました。彼は本当に存在し、怪獣や
宇宙人を退治してくれているのだと。
そう信じてました❗️
けど、いつからか、それがフィクションだと
認識するよ…
人の精神世界には得体の知れない何かがある。人は幼少期までそれと共に生きるが、成長するとともに周りの世界はそのことを許さなくなる。それでも人はそれを保とうとするが、やがて無理矢理引き剥がされる。このト…
>>続きを読む『瞳をとじて』からのエリセ映画2本目
やはり自分の好きな類の映画だなあと感じる。
詩的とか絵画的とか、そういった表現をしても良いのだけれど、この作品は余りにも”映画的映画”である。余白と余韻には少…
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