ミツバチ、フランケンシュタイン、毒きのこ...。
生きてること、そして死ぬってこと。
命に対して漠然と感じること。
1940年のスペインのあるちいさな村のちいさな女の子の無垢で汚れないかわいらしい目…
正直けっこう寝てしまったが、このミニマルな映画、時間の使い方のなんとぜいたくなことか。寝るのに心地良すぎる。
アナのクリクリのまなざしや、脱走兵に死を告げる閃光、死んだふりするイザベラの鼻がヒクヒク…
カラスの飼育の子かー!スペインの内戦が背景で子ども主人公なんで、パンズ・ラビリンスを思い出した。ハニカム柄のガラスが印象的。家族の雰囲気とか、全体的に不穏で終始、心がざわざわした。全部を理解するのは…
>>続きを読むあまりに純粋無垢で畏れすら感じさせるその瞳が見つめる世界には、精霊を信じる心なんてものはとうに忘れ去った働き蜂が溢れている。現実/幻想、善/悪、生/死。それらの曖昧な境界線の上で揺めき、少しずつ世界…
>>続きを読む何度も観たくなる。これぞ不朽の名作。
今回、「悲しみに、こんにちは」と一緒にユジク阿佐ヶ谷にて鑑賞。
スペイン。
印象的な瞳の女の子。
完璧な組み合わせ。
ある時代的な背景を色濃く作品に投影しつつ、…
「ミツバチのささやき」
1985/2/9 公開 スペイン作品 2017-39
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1970年代ランキング5位
正直、初見の感想はあまりよく分か…
スペイン内戦後が舞台
スペインの小さな村に住んでいるアナは『フランケンシュタイン』という映画を観る。そこでフランケンシュタインは存在するものだと信じ、現実と空想がごちゃ混ぜになっちゃう。
アナは子…
セリフが少なく、映像で魅せてくる。ストーリーがしっかりしているというよりかは、観ている人に想像させるような感じ。
子供の持つ純度の高い純粋さは、時に残酷なのですね…
主人公アナが、そちらの世界に引き…
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