ただただ圧倒的。日本軍のおぞましさ、主人公の女性のかろやかな強さ、そして、好きな人のために何のためらいもなく降伏して異国の言語で歌をうたう場面の美しさ。何と言っても、熾烈な爆撃の中を着物姿で走り抜け…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
夜間で敵が攻撃してくる中を横に移動するショットはワンバトルアフターアナザーにもあったけど、こっちのほうが死や性もあって綺麗なので凄かった。
穴に隠れて上に花火みたいに見えるショット。
オープンセット…
35ミリ
初鈴木清順。
すごい。とんでもない。
野川由美子が素晴らしい。
風吹き荒れる中、爆弾飛び交う中、語彙力、、なにこれ
ラストが朝鮮人慰安婦のセリフなのも興味深い。
これがカラーだった…
まるでパク・チャヌク×ポール・ヴァーホーヴェンな狂騒、エグみ、泥みを感じさせる鈴木清順の怪作。
野川由美子さんが徹頭徹尾可憐で美しいのに、同時に荒々しく粗野で動き回っているという怪怪怪怪演!
あ…
コイツは弾が当たらないだろうという直進を見せるハルミが素晴らしかったです。
副官との交わりに嫉妬しない三上に業をにやした妄想のカットバックもかっ飛ばしてて美しかったです。
捕虜になってから少しだ…
花火が飛び散る戦場を駆け抜ける横移動が凄い。虚構性を隠そうともしない強烈さ。玉川伊佐男の上半身を覆う影や、仏像に祈る野川由美子にかかる光(その後のカットでは位置が変更されており、何らかの化身のよう…
>>続きを読む鈴木清順が田村泰次郎の原作を2度目の映画化。1度目は谷口千吉の「暁の脱走」。清順のインタビューによれば調布の日活スタジオの近郊にオープンセットを建てて撮影された。
清順は「高低差」だ。白日夢の場面、…