春婦傳/春婦伝に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『春婦傳/春婦伝』に投稿された感想・評価

タイトルの「春婦傳」の「春」は野上由美子演じる春美と売春婦の「春」を受けている。中国の八路軍討伐に従軍する慰安婦とそこで出会う日本兵の話で、春美が愛する兵士を川地民夫が演じる。見ようによっては非常に…

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煙
4.0

野川由美子が走る。ぶつかる。殴られる。スローモーションで狂い泣き叫ぶ野川由美子。当然、発語と口の動きは同期しない。
木下千花氏のアフタートーク。焦点深度の深いショット多用。従軍慰安婦について。脱出の…

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☆オープニングの画面右に強い風を受ける野川由美子を配して砂漠(だったように思います)をドンっと捉えるショットからのタイトル開始。60年代清順の勢いを感じます。
☆これで、清順=野川由美子コンビの三作…

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koryu
3.8

敗色濃い中国戦線、八路軍と対峙する日本陸軍の駐屯地に愛に破れ荒んだ娼婦春美がやって来る。副官である成田中尉に弄ばれながらも悶える春美。しかし、副官の当番兵だった真面目で澄んだ眼をした三上上等兵に出会…

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「暁の脱走」(1950:谷口千吉監督)を鈴木清順監督がリメイクした反軍国主義映画。原作は田村泰次郎の小説「春婦伝」(1947)。

昭和20年、終戦間近の中国戦線。負けん気の強い慰安婦の春美(野川由…

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田村泰二郎 原作
鈴木清順 監督作品


第2次大戦中、中国に出兵した真面目な兵士、三上(川地民夫)と従軍慰安婦の春美(野川由美子)の悲恋を描く戦争物


「暁の脱走」のリメイク
原作は春美が朝…

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3.3

日本人すぐ死にたがる
殴られても蹴られても生きなきゃ
日本人卑怯だよ。

多分音声のせいだと思うんだけど
「副官」っていってるのずっと
「不感(症)」って言ってるのかと思った

戦闘シーンが結構激し…

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野川由美子の演技が素晴らしい。戦火の中をを走るカットが印象深い。ロケーションも良かった。
よく走る元気女の横スクロールラブロマンス
嫌いじゃないけどここでの評判が高かったから期待しすぎてしまったかもしれない
あと景色がよかった

田村泰次郎の小説は主人公を朝鮮人慰安婦としているが、本作では日本人に変更されている。高岩肇の脚色を、鈴木清順が監督した。中国大陸で、日本人兵士(川地)に恋をした娼婦(野川由美子)。そして、二人とも亡…

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