ジャン・ギャバンのまた観る
正義感強い駅長ルボーは妻セヴ
リーヌの不貞を知り養父でもあ
る相手を殺害。機関士ジャック
は現場近くで二人を目撃するが
監督 ジャン・ルノワール
突然殺意が生れる病を…
人間の理性がいかに脆く、暴力的な衝動の圧力にさらされているか。「好き」「大好き」「ぶっ殺す」が情動のグラデーションではなく連続する一つの線上に並び立つのがヤバい。同値であるがゆえに愛と憎しみは容易に…
>>続きを読む男が両方とも問題を抱えており、ラング版のグレン・フォードに当たる人物(ヒーロー)の不在が際立つ。突発的な衝動が存在そのものをサスペンスへ仕立て上げる構造。
特にジャン・ギャバンのそれは原罪的なもので…
ジャンギャバン目当て。犯罪ドラマで機関車が全編をとうして見れる作品。殺人の発作がある機関士のギャバンこの時期まだ腹が出ていない?監督ジャンルノワール、シモーヌシモン出演を綺麗に撮ってます。日本公開は…
>>続きを読むフランスの巨匠ジャン・ルノワール監督のサスペンス。
設定だけで観たくなっちゃうキャッチーさ。
殺人シーンのリアルさと男を惑わすファムファタールなヒロインが印象的。
1938年製作とは思えぬ美しい構図…