獣人の作品情報・感想・評価・動画配信

『獣人』に投稿された感想・評価

38
3.2
機関車は制御できても本能は制御できない。細かいストーリーは忘れそうな気がするけど、放心状態で線路を歩くジャックの画は記憶に残りそうな予感。
S
4.0

人間の理性がいかに脆く、暴力的な衝動の圧力にさらされているか。「好き」「大好き」「ぶっ殺す」が情動のグラデーションではなく連続する一つの線上に並び立つのがヤバい。同値であるがゆえに愛と憎しみは容易に…

>>続きを読む
hasse
4.2
このレビューはネタバレを含みます

鉄道機関士ジャック(ジャン・ギャバン)は二面的なパーソナリティーをもつ人物として描かれる。表向きの顔は、職場の仲間から好かれ、自分が操縦する機関車に「リゾン」と愛称をつけるほど仕事に愛着を持ち、誠実…

>>続きを読む
3.8

男が両方とも問題を抱えており、ラング版のグレン・フォードに当たる人物(ヒーロー)の不在が際立つ。突発的な衝動が存在そのものをサスペンスへ仕立て上げる構造。
特にジャン・ギャバンのそれは原罪的なもので…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
レールを進むことしかできない機関車

手の運動

ルノワールの撮る幻のような光を纏う女
3.6

ジャンギャバン目当て。犯罪ドラマで機関車が全編をとうして見れる作品。殺人の発作がある機関士のギャバンこの時期まだ腹が出ていない?監督ジャンルノワール、シモーヌシモン出演を綺麗に撮ってます。日本公開は…

>>続きを読む

フランスの巨匠ジャン・ルノワール監督のサスペンス。
設定だけで観たくなっちゃうキャッチーさ。
殺人シーンのリアルさと男を惑わすファムファタールなヒロインが印象的。
1938年製作とは思えぬ美しい構図…

>>続きを読む
雨降りの夜、小屋で逢瀬した互いのレインコートに反射した光が抱き合うことで一つになるところから、殺された女を見て泣く男の手元にぶら下がった時計に反射した光へ。ぶらぶらぶらと。
3.3
今年の再見6本目。 12年ぶりの再見。 内容忘れていたけど最終盤は見ていてスッと思い出した・・・まあ普通でした。 小悪魔に振り回される男ども。。。
八月
3.9
獣人とは一体誰のことだったのだろうか
こういう、憎んでも憎めない女ーーーッ!
ジャン・ルノワール2作目
ほん𝓶𝓸𝓷𝓮𝔂この人はカメラワークの鬼やで
単純に機関車の資料として激アツ

あなたにおすすめの記事