✓守ることの代償
静かで芸術的。壁崩壊前のドイツを舞台に、国家の監視という怖さと、尋問の鬼による徹底的な盗聴に戦く。ぞっとするような緊張感のある演出と音楽。絶妙なセリフ。演技も見事で、まるで胸が張…
あともう少し経てば........
という未来は誰にも分からないから
人間は今を生きるしかない
昨日まで絶対的力を持っていた
権力者たちも、それに付き従う部員たちも
もう必要ないですよー散ってくだ…
1989年11月ベルリンの壁崩壊。この東西冷戦の象徴に人々がよじ登り、ハンマーや何かを手に、取り壊そうとする姿がテレビに映されていたとき、僕は15歳で、高校受験を控えながら不思議なものを見るような気…
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最初は古い政治的な話で、
何か大きな事件や陰謀
というわけでもないから
あんまり入り込めないかなー
なんて思っていたけど、
この国で沢山起こっている
反乱?のうちの1つに焦点をあてていて
とっても良…
このレビューはネタバレを含みます
歓喜でも悲しいでもない、最後に静かな涙が出た。なんというか、沁みた。
ヴィースラーが芸術(ソナタ)で心を動かされたようにどの時代でも、どんな環境・状況に置かれていても、心が動かされてしまうって人間…
ドイツ語の授業で視聴。
常に冷酷で、与えられた任務は確実に実行する東独のお役人ヴィースラー。
彼はラストで初めて「他人の人生」から「自分の人生」へと帰ってくる。
たったひとつの否定で、彼は国…
このレビューはネタバレを含みます
© Wiedemann & Berg Filmproduktion