この作品は全くノーマークだった
オスカーを受賞してるにも関わらずタイトルすら聞き覚えもない
東ドイツで反体制派を監視する任務につく真面目な男が、盗聴していた芸術家の信念のような芸術性に触れ徐々に自…
このレビューはネタバレを含みます
基本的に起伏が少ない。
はじめは退屈で、1時間してやっといろいろ展開する。
思ってたよりものすごくわかりやすい親切設計。
結局は愛する人のためにとか言って女が犠牲になり、男の熱い友情最高!みたいな…
監視国家が当たり前の生活では
密告者や協力者になることが、幸せに生きる為には最善のように思えてしまう。
ここまで洗脳されてしまうと、たしかに「東ドイツはよかった。」と懐かしむ人が出てきてもおかしくな…
本編を通してずーっと悲しそうな曲が流れてるのが印象的。
第二次大戦中ではなくて、冷戦期の東ドイツだからこその雰囲気が凄い感じられて良かった。
あと、最後の「これは私のための本」っていうセリフがめっち…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion