淡々としています。
主人公の執事、スティーブンスが、実に自己を抑制して生きているからなのでしょう。
イギリスの由緒ある貴族の館だったダーリントンホール。
戦後主人が変わった後も変わらず務める執事の…
滅私奉公とはかくや。
公に偏った生き方、共感と心配の半々で見ていた。不器用だがあんなに賢くて確かな人とわかる彼らでも人生に悔いがあるなら、自分なんか悔いだらけでも無理はないのかもとしみじみとそんな気…
原作は読了済み。原作そのままの雰囲気だと思う。観終わって切ない気持ちになる。時代の移り変わり、恋の終わり。スティーブンスはそりゃかなりの仕事人間すぎるけど、ケントンさんも何だありゃ。彼に何を求めてる…
>>続きを読む執事はかくあるべき、と思わせるようなアンソニー・ホプキンス、父親の死よりも仕事を優先させる。
そして有能な女中頭エマ・トンプソンがやってくる。
お互いに惹かれ合うのだが、執事の少年のようなシャイな態…
自分の意見も人生も押し殺すことが執事の美徳みたいに考えられてたのか。
本当に好きな人への反発と勢いで結婚してしまっても、結婚生活が幸せと長い間言えず、20年経って娘に子供が産まれるタイミングで夫を愛…
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