【第79回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
ドイツ版『シンドラーのリスト』とでも言おうか、素直にいい映画を観たなと思えた。
長ったらしい名前の監督はどうやら貴族の血を引く家柄で、長編一作目となる本…
・なぜあのソナタがここまでヴィースラーの心を動かしたのか。無表情の裏で演出家の境遇に心を痛めていたのかもしれない。そして、ドライマンのことは守ろうと思った?
・真実を知ったドライマンもラストのヴィ…
反体制の疑いがある劇作家とその恋人を監視(盗聴)する大尉
ベルリンの壁が崩壊するまでを描いたスリラー。
世の中にはお化けや病気の他にこういった時代背景という怖さがある事を改めて痛感し、それと同時に…
このレビューはネタバレを含みます
「この曲を本気で聴いてしまったものは、悪人にはなれない」
善きひと、ヴィースラーはきっと私たちでもある。
コヴェナントを観たときも
『マクロではなくミクロでもモノを見ること』と感想に書いた記憶があ…
ドイツといえばサッカー、ビール、ソーセージ。その昔東西に分けられていた事なんて、ふと忘れてしまいそうになる。
そうだった。
1つの国が東と西で分けられ、自由に行き来出来ない時代があったのだ。
1…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion