「障害者だから鍵の部屋に閉じ込めておけば、謝罪した気にでもなっていたのか」と言うセリフが刺さるなぁ。
知的障害者を1人の人間として、多角に見つめ直すような映画だった。
鍵のついた部屋とパラダイス…
痛々しくもやさしい映画。
いきなり知的障害を持つ兄と2人で暮らすはめになったら、正直、枷だし疎ましく感じてしまうと思う。この先の不安、自分には自分の生活があるし、とても兄のことまで考えてる余裕はない…
正直、観ることを躊躇うあらすじだ。なかなか踏み込めなかったが最後までみるとなんともいえぬ切なさに泣いてしまう。
はっきり言って個人的に知的障害者という存在に偏見をもっている。故に幹夫の目線になればな…
色々と人間らしさを感じ、綺麗事とかも無くリアリティがあって見やすかった。
節々に出てくる矛盾した発言に対してのやり取りが実生活に置いてよく見る光景だからこそこういった事あるなぁ…と観ながらもなんと…