大傑作。カメラの動きが抑制されている分、細かいカット割りとカメラの置く位置の変化で平坦な物語に彩りを持たせる。ベンチの座る位置によって心情の変化が描かれ、時折挿入される庭の奥から部屋の中を捉えたロン…
>>続きを読む1939年製作公開。原作石坂洋次郎。脚本監督成瀬巳喜男。
ラストの出征シーン。それこそ全身全霊、腕もちぎれんばかりに手を振っている子役の姿を見て取ることが出来る。もしかする本物の出征を撮影したので…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-255 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋戦時中に描いたとは思えない成瀬巳喜男が描いた人間ドラマの傑作です。大人社会を…
純粋な子供の暮らしと複雑な大人の社会、どちらもバランス良く描きながらもあくまで子供目線のドラマとして成立させ、彼らの瑞々しさに満ちた心地好い世界を観客に提供する成瀬監督一流の演出術にひたすら酔いしれ…
>>続きを読む御茶ノ水まで乗り過ごしたら上映間近だったんで見た。おんぶの再現かわええ〜。襖、伝言、手紙、義理という境界線を隔てた遣り取りで大人は対話する。ので直接的な子供の眼差しと川辺の再会で母は動揺する。2人の…
>>続きを読むサスペンスか?とドギマギしながら観た。富子と信子くらいの年齢の女の子たちのセンシティブな空気感が実生活では苦手なのがドギマギした要因だと思う。
しかしまぁ富子と信子には終始ドギマギしながらも胸熱で…