明日は来らずに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『明日は来らず』に投稿された感想・評価

4.0

レオ・マッケリー監督作。

アメリカの女性作家:ジョセフィン・ローレンスの1934年の原作小説の映画化作品で、自宅を失った老夫婦の行く末を見つめた人間ドラマです。

長年暮らした自宅を銀行に奪われて…

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Luna
4.0

このレビューはネタバレを含みます

もう会えないかもしれないという不安な気持ちを抱きながらも、一緒にいる「今」を大切に楽しく過ごす老夫婦の姿がとてもロマンチックで素敵だった

相手を想い、最後の別れも笑顔で
涙が止まらなかった

子ど…

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4.0
終盤のダンスホールを掻き分けて前進していくカメラから、老夫婦に気付き演奏曲を変える指揮者とのちょっとした視線の往復と高低差が本当に泣ける。
月影
3.9

このレビューはネタバレを含みます

他の方が書かれているように東京物語の原型だった。
家賃が払えず子どもの世話になることになった老夫婦。
しかし、子どもの事情で別々に生活しなくてはならなくなった。
50年連れ添ってもまだまだ愛し合って…

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kazoo
3.8

映画は、老夫婦が経済的困窮から自宅を売却し、子どもたちに引き取られる決断をするところから始まる。だが、夫人は長男の妻との関係に悩み、夫は娘の家で居場所を見失う。家族の絆を信じて選んだ道が、皮肉にも孤…

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JB
3.9

思ったよりも東京物語で、あの映画がこれから相当な影響を受けていることがわかる。途中までは家族のピリピリした感じがひしひしと伝わっきていやーな感じだけど、夫婦二人きりで時間を過ごして過去を語り合う場面…

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Sari
4.0

経済的に行き詰まった老夫婦の自宅が売却され、子供たちに別々に引き取られて離れるという物語である。

原作はジョセフィン・ローレンスの小説『The Years Are So Long』で、舞台版を経て…

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アメリカも日本も老夫婦対する子供のイメージは同じなんだ
この映画を見て年をとりたくないと思ってしまう。おすすめしづらい映画

東京物語が参考にした

このレビューはネタバレを含みます

ほんと東京物語だ! 老夫婦が別の道を歩まされるというのがアメリカならではか。役者が皆、うまい。雑誌屋の主人の、自分が奥さんと暮らせることの喜びを噛み締める表情なんか、とてもよかった。
Shaw
3.9

映像の素晴らしさがメインの映画ではないが、小津の『東京物語』の青地図になったというだけでも見る価値はある。こういう映画ってマジで長生きする欲望を減らしてくるからキツいね。この年代のハリウッド作品にし…

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