このレビューはネタバレを含みます
他の方が書かれているように東京物語の原型だった。
家賃が払えず子どもの世話になることになった老夫婦。
しかし、子どもの事情で別々に生活しなくてはならなくなった。
50年連れ添ってもまだまだ愛し合って…
老夫婦の2人は経済的に行き詰まったため、自宅を売却し、子どもたちの負担を軽減しようとする。そして、それぞれ別々に子どもたちに引き取られることになる。しかし、長男の家に引き取られた夫人は、長男の妻との…
>>続きを読む思ったよりも東京物語で、あの映画がこれから相当な影響を受けていることがわかる。途中までは家族のピリピリした感じがひしひしと伝わっきていやーな感じだけど、夫婦二人きりで時間を過ごして過去を語り合う場面…
>>続きを読む経済的に行き詰まった老夫婦の自宅が売却され、子供たちに別々に引き取られて離れるという物語である。
原作はジョセフィン・ローレンスの小説『The Years Are So Long』で、舞台版を経て…
このレビューはネタバレを含みます
映像の素晴らしさがメインの映画ではないが、小津の『東京物語』の青地図になったというだけでも見る価値はある。こういう映画ってマジで長生きする欲望を減らしてくるからキツいね。この年代のハリウッド作品にし…
>>続きを読む"汝の父母を敬え"
原節子のいない『東京物語』だけど、(その多くは仕事とは言え)周囲の人の親切が心に残った。子供の家で厄介者扱いされ、他の年長者にも非礼極まりない子供たち。年齢・世代差、両者の間に…
何とも身につまされるような家族の話だが、やはり普遍的な題材なんだと思われる。
家を売却する事になった老夫婦が離れ離れになる。
5人も子供がいても2人一緒に養える余裕がないそれぞれの家庭。
親の面…
この映画が「東京物語」の下敷きになっているとのことで視聴。
たしかにそうなんだけど「東京物語」よりも最近見た「人生は小説よりも奇なり」のほうがこの映画に近い。
老人になってから夫婦が家を失い、子供た…