老夫婦が2人で最後の数時間を過ごすシーンでは、全てのキャラクターや装置が老夫婦を優しく包み込み、活力を与えて、大変スウィートな造りになっている。
2人が結婚式の曜日を言い合う様子はユーモアに溢れ、東…
wikiにも書かれてる通りたしかに「東京物語」だが個人的には「ハリーとトント」も思い出した。30年代ハリウッドは不況からくる人々の苦境のリアルと根っからのロマン主義が両立していてとてつもないエネルギ…
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『東京物語』を卒論テーマにしたのでその基になった本作を鑑賞することにしたのだけれどまさかこんな形でとても良い映画に出会えるとは。なんなら東京物語より俺は好きだこれ。
愛する妻、夫に会えず孤独な上に…
終始胸が痛い。この年になると親と子ども両方の気持ちが分かるだけに…。母が子の気持ち考えて自分からホームに行くって言うとことか、二人が今度いつ会えるかも分からず別れるとことが涙なしでは観れない。予備知…
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脚本家の野田高梧が『東京物語』を書くインスピレーションとなった、映画史上最悪な結末を迎えるとも云われる37年、レオ・マッケリ―監督の家族劇。
1937年キネマ旬報年間第5位。
老いた夫婦は借金のカ…
家を差し押さえられてしまった老夫婦。
息子や娘の家に転がり込むにも
どこも2人分のキャパは無く、
夫婦別々で息子宅、
娘宅で暮らす事に💧・・・
老夫婦が別居する事になる流れは
見ていてツラいし、…
▪️JPTitle :「明日は来らず」
ORTitle:「Make Way for Tomorrow」
▪️First Release Year : 1937
▪️JP Release …