男性の肩越しに撮られる女性が美しい。ほとんどがバストサイズ、アップで映される窮屈めの人物のカットの中でも、そうして愛おしそうに撮られる女性の佇まいには安心させられる。フィリップ・ガレルの男達ってどう…
>>続きを読むフィリップ・ガレル、すごく惹かれるものがある。何というか、作品を生み出す原動力が自分と似ているような気がしている。
あそこジャンが銃で自殺した部屋だよ
不思議だ
ガレルの親友であったジャン・ユス…
愛が生まれた時に愛が終わる、出産という戦争は生まれた後も終わらない。女性や子供というのがポールとマルキュスにとって愛と同時に苦しみを与える存在という事が伝わってくる。愛の誕生がそのまま苦しみの誕生に…
>>続きを読む恋人に子供が出来て家庭を持つ事に対しての責任に直面したマルクと、家庭を築いたが愛に確信が持てない中年のポールとの「異なる立場」で共通の「家族という存在」を巡る、2人の男の物語り。
フランスのお国柄…
監督 フィリップ・ガレル
『愛の誕生』とゆうから期待したのだけど
んー 赤ちゃんの泣き声に対して
イライラするっつ!とか奥さんに言う
愛してる? と聞かれて 当たり前
とか言う男性好きくない。。…
妻との冷めた生活の空虚を埋めるように愛人に走ったり、かつて捨てられた愛人に会うため国境を越えたりする枯れたおじさんたちの映画。愛の誕生というタイトルですが内容はそれに対比するようなものでした。
最後…
ジャン・ユスターシュの『ママと娼婦』的な会話劇。あれが彼が自殺した部屋だと、ジャンのことを語るシーンがあった。『愛の誕生』というタイトルを掲げながら描かれるのは愛の終焉というアイロニー。男女の間に蔓…
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