静かなる決闘の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『静かなる決闘』に投稿された感想・評価

露骨
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鑑賞意欲が掻き立てられず微妙。終盤のドリーショットの切り返しは良い。『ある女の愛』くらい手術描写を丹念に撮って欲しい。
俗物が為

モブキャラの描写が酷く、演出がまだまだだが、とても良くできた物語だ。オチが素晴らしい。

状況設定まで早いし、主人公の葛藤もよく伝わる。大きな物語の起伏はぱっと見無さそうなのに、最後まで引っ張る力もあった。
三船の感情が噴き出す際の台詞回しが仰々しく思うのは時代かな。
90分と短く重たい…

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E
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黒澤のクドさが今回は良い方向にいってるけど、やっぱりいちいち”女の肉体が!””僕は耐えられない!”とか全力で泣き叫ぶ三船にちょっと笑っちゃう
YAZ
4.0

黒澤明監督の観る

軍医として従事する藤崎。手
術した患者が隠していたこと
知る。終戦後医師として働く
彼は婚約者と別れていた

脚本 谷口千吉/黒澤明 原作 菊田一夫

久しぶりまた観る
黒澤初の…

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いやぁ、これはツラい…ツラすぎる。若き三船敏郎の心中はまさに“静かなる決闘”ですね。
看護師役の千石規子さん、物心ついた時から“お婆ちゃん女優”でしたけど、若い頃はチャーミングだと知って驚きました。

これは誰がどう考えても千石規子を見る作品なわけですが、私のなかの彼女は「江戸を斬る」(1977)で主役西郷輝彦のおばばさま役(当時彼女55歳俺小学生)だったイメージ、つまりクロサワ諸作におけるヤサグ…

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監督で視聴。静かな展開にもかかわらず引き込まれる。耐えつづけるという何ともいえない緊迫感をずっと漂わせているのは俳優の迫力なのか,映像の見せ方なのか。
saysea
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これも傑作だった。
まだ片手で足りる程しか観ていない黒澤作品だけど、シリアスで重厚で無駄のない演出に時折入れてくるユーモアのセンスがとても良い。
感情を抑えた静かな演技の三船敏郎演じる医師が、ついに…

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モノクロ映画時代の光の使い方はカラー映画みたいな便利さが出て来た時代より几帳面だという知見を得た上で見たら、序盤のコントラストの付け方がすごく刺激的で良い幕開けだった。
野戦というダークなイメージに…

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