F・W・ムルナウ監督の現存最古の映画。脚本は「カリガリ博士」(1919)「サンライズ」(1927)のカール・マイヤー。主演はフリッツ・ラング脚本「インドの墓」(1921)のオラフ・フエーンス。助演は…
>>続きを読む皆が口々に奥行きと言うのがファーストショットから分かる、奥行きでしかない、ずっと贅沢な空間の利用をしている。ただ話はめっちゃ狭いところのしかも寝取り寝取られの日本人大好きなやつだ。婚約者を捨て若い女…
>>続きを読む元婚約者の絶望の手紙燃やしと、幸せバカップル夫婦と、後に妻を奪う画家とを並列してるの意地悪すぎて笑ってしまった。
夫を見送って、次のカットで背後に回ったカメラで画家のフレームインを捉えるショットの奥…
見事な奥行き。イスの配置。屋外のショットが素晴らしい。舟で到着する画家を舞台女優が目撃するショット。あと、画家の手が指を広げてシザーハンズみたいになってた。全体的にホラー的で人の歩き方とかは『吸血鬼…
>>続きを読む見事な奥行き、見事な画面手前の椅子の位置。
一方で、それが効果をに発揮しているかと言われると微妙。
第4章、逢瀬を知った教授が暴れ狂っても、どうせあの椅子に吸い込まれてしまうのだろうと読めてしまった…
視界についての映画。
手紙を投げ捨てた暖炉の白枠が窓に変容し元婚約者の情念が風を通して侵入する。
揺れるカーテンの異常さ、そこで踊り狂う女、あれはもう完全に乗っ取られている。盲目の画家、燃える手紙の…