大林監督とはまた一味違った直球のクロサワ。
原爆というと、やはり広島が舞台なことが多いが、長崎の被害も同じく絶望的なのである。
「最初に原爆が落とされたのは広島。最後は長崎。」としなければならない…
映画を通せばリチャードギアを謝らせることも可能です。あらゆる忘却のエネルギーのなかでおばあちゃんはコアの部分にいるし、わたしたちもおばあちゃんの悲しみの洗濯機にのまれぐるぐると8月を無駄にしていくの…
>>続きを読む長崎から少し離れた山里で茅葺き屋根の一軒家に住む祖母の鉦(セイ)と夏休みの間泊まりに来てる孫たちとの一夏の交流を描いた話。
1945年8月9日に長崎に落とされた原爆をテーマにしてる。孫たちが訪れた被…
長崎の爆心地から8kmの山間に住むおばあちゃんの記憶が子供達との夏の思い出を紡いでいく。
日本昔ばなしに出てきそうなのどかな村の夏の風景の数々が眩しい。
満月の柔らかな光と、
ピカの暴力的な光の…
8月なので、これを数度目の鑑賞。
都会育ちの孫たちが田舎の祖母の家に滞在し、風土や生活の感覚のズレに戸惑いながらも少しずつ馴染んでいく。その過程は観客の映画体験とも重なり、ズレが埋まっていく感覚を…
松竹株式会社