1990年の長崎が舞台。祖母の弟がハワイにいるということを知り,祖母の息子娘夫婦が会いに行く。しかし祖母は1945年8月9日を経験し、ピカドンで夫を亡くしている。それもあり祖母はハワイに行くのを拒み…
>>続きを読む読み方は「八月のラプソディー」で、原作は芥川賞受賞した小説『鍋の中』。
好きなアーティストが紹介していたため鑑賞することにした。
黒澤明監督作品にリチャードギアが出演していることを初めて知った。…
公開時に見た時には、「そうか、黒澤明って、きちんと映画を撮る人だなあ」と思った。
いや、それはわかっていたんだけども、リアルタイムで黒澤明作品を見たのが『影武者』だったので、10代の僕には正直、よ…
黒澤明作品らしい、作品?
雨の黒澤が最後に雨を持ってきましたが、内容は重そうだが、子供達とおばあちゃんとのやり取りで、ほっこりもさせられますね。
それにリチャード・ギア。
アメリカに行くと予算もかか…
リチャード・ギアが黒澤映画に出てるの、これを見るまで知りませんでした💦
終戦から45年後の8月
長崎の山村にひとりで暮らすおばあちゃん(村瀬幸子)の家に、夏休みの孫たち(吉岡秀隆ら4人)が遊びに来…
原爆のリアルな恐ろしさを知るものと知ろうとする次世代の若者たちとの永遠とも思える手の届かない距離感、忘れ去られてはいけないのに風化されつつある痛みのやるせなさ。ラストシーンのすこし幻夢的で躍動感の…
長崎の爆心地から8kmの山間に住むおばあちゃんの記憶が子供達との夏の思い出を紡いでいく。
日本昔ばなしに出てきそうなのどかな村の夏の風景の数々が眩しい。
満月の柔らかな光と、
ピカの暴力的な光の…
8月なので、これを数度目の鑑賞。
都会育ちの孫たちが田舎の祖母の家に滞在し、風土や生活の感覚のズレに戸惑いながらも少しずつ馴染んでいく。その過程は観客の映画体験とも重なり、ズレが埋まっていく感覚を…
【記念碑と儀式が呼び起こすもの】
もうすぐ8月なので8月らしい作品として黒澤明の『八月の狂詩曲』を観た。
本作はアラン・レネ作品のように戦争における記憶を巡るものとなっている。子どもたちが写真を眺…
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