"もう白人じゃない"
【STORY】
先住民コマンチ族が村を襲撃。男たちはコマンチ族に攫われた子供達を探すため、荒野を馬で駆ける。
【一言まとめ】
●白人と先住民の対立
●心の在り方・正しさ…
ジョン・フォードの作品の中でも最高傑作と言われているが、白人至上主義的なネイティブ・アメリカンへのヘイトのような作品という意見も多いのがこれ。
僕はあまりそういう面を取って観たが、とても面白い…
・フレーム内フレームに始まり終わる
・荒野、砂漠、雪、牛、馬全部盛り
・葬式やってる場合じゃない
・ダッシュからの河を跨いだ銃撃
・椅子倒しの反復
・マーチンVSチャーリィのおもしろ喧嘩、ユーモア抜…
偏見、差別、嫌悪、独善に満ちた復讐劇、憎しみが新たな憎みを産む負の連鎖。ジョン・ウェインの闇に堕ちてゆく孤独な憎悪と残酷なコマンチ族の皆殺しの憎悪をあわせ鏡のように映し出すジョン・フォードの神の俯瞰…
>>続きを読む短気が過ぎるの巻
インディアンに連れ去られた姪を探し執念の追跡なお話
壮大な景観は凄く綺麗ですが、そもそも白人側が悪いのに人攫いインディアンを完全な悪として話がすり替わってるのに違和感はあります
…
好きですね。
白人のヒーローであったジョン・ウェイン、この男を上手くアンチヒーローとして作り上げていますね。差別と復讐に包まれた男は何処へ行くのか、それを綺麗な自然風景と卓越したショットで魅せる、や…