“欲望”という名の電車に乗って“墓場”という駅で乗り換えて“極楽”という駅で降りたいの〜。
ヴィヴィアン・リー演じる主人公ブランチが吐くこんな台詞から始まる本作はとても救いのない内容であることを暗示…
この映画の軸は、異質と嫌悪・残虐なのかなと考えた。
ブランチは確かに気が狂っているし、病気で異質だろうけれど、異質は嫌悪・残虐から作られたんじゃないかって。
異質なものがあるから嫌悪があって、嫌悪が…
ヴィヴィアン・リーの演技が凄まじく特に終盤の目の演技!本当におかしくなってしまったと錯覚するほどに作り込まれていた。
荒くれ者の元兵士を演じた若き日のマーロン・ブランドもギラギラしてて凄みがある。
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素晴らしい題名の素晴らしい映画!
舞台の良さと映画の良さを的確にミックスした、まさに名作と呼ぶに相応しい映画です。(もちろん原作の戯曲も名作です。)
この作品は対比がすごく上手で、その力でグイグ…
~ イライラと不安と。。。こっちまで病みそうな映画 ~
これって本当に演技なの?ってくらい怖い程の迫真に感情が持っていかれて観終わった時には疲労困憊の自分がいる(笑) キム・ハンターとカール・マルデ…
みている間ずっとかわいそうで苦しい気持ちになった。
ブランチの同じ空間にいながら別世界にいそうな間のずれというか、周囲とひとりだけちぐはぐな演技がすばらしい。
時代に、ヴィヴィアンリーにあわせて…
貴婦人として振舞う主人公が妹を訪ねてニューオーリンズへ向かうが、美しさを失った彼女には衝撃的な過去が暴かれ・・
この映画は公開当時は評論家から酷評され、問題視されたシーンが大幅にカットされた。道徳…