あらゆるところでオールタイム・ベストに選ばれている作品だけど、後世への影響とあくまで当時としては斬新な演出が評価されたのかな。
パンフォーカスや長回し、注目すれば今でも使われている演出がいくつもあ…
映画史に残る傑作と言われる超有名作品。
新聞王ケーンの生涯を関係者の証言をもとに紐解いていくストーリー。
パンフォーカスやローアングルを用いた演出や、時系列シャッフルなどの技法で紡がれた物語は当時は…
『バラのつぼみ』というミステリアスな言葉から始まり、その謎を追うにつれ、富豪ケーンの悲劇的な人生が明らかになる。
ラストシーンは、生前誰からも理解されなかったケーンの、最後の希望が消えるようで切ない…
他の人の感想解説を読んでやっと分かった。
ケーンは何もかも手に入れてそして失ったわけじゃなかった。
一番大切なものから引き離されたところから始まってた。
両親と離された過去
雪
ソリ
お金持ち
…
全ては、新聞王ケーンの遺した"バラのつぼみ”という遺言を追って、始まる。
結局、遺言の意味は明かされなかったので、調べたところ、ウェルズ曰く、観客を惹きつける為だけのもので、大した意味は存在しない…
名作の中の名作と言われる作品を遂に鑑賞しました。
新しい撮影技術とか脚本にフォーカスが行きがちだけど、このお話の本質って親の愛の欠落だよなぁと思いました。
「バラのつぼみ」と書かれたソリが燃えるラス…
冒頭、ケーンの波瀾万丈な生涯をさくっとまとめた映像→試写室のシークエンスが好きすぎる。
映画内では新聞の文字による語りや、知人の言葉による語りなどの、言葉による語りが描かれていた。
でも鑑賞後の今…
なるほどこういうストーリーだったのか!!
冒頭から見進めるにつれて自分の中でケーンへの印象がどんどん変わっていくのが感じられて、他人のことは表面情報だけでは何一つわからないってことを痛感させられた。…