キューブリックは完璧主義者として有名だけど、自分が見る限りカール・テオドア・ドライヤーほどの完璧主義者はいないのではと思う。
ストイックなカメラワークと俳優の演技、間の取り方は全て計算されつくしたも…
2023/6/29
1930年代のデンマーク、ボーエン農場の家長モルテン。長男は信仰心が薄く、次男は精神的に病み、三男は対立宗派のペーターの娘と恋に落ちる。老境に入っても悩みは尽きないものの、長男の…
知人似のヨハンネスが出てくるたびに笑ってしまったのだが、信仰を持たない私でも本作が持つ真剣味には惹きつけられる。「え!?その瞬間を見せてくれるんですか!?」ランキングでは『緑の光線』と良い勝負かもし…
>>続きを読む映画でしか表せない奇跡。
映画の奇跡とは「目覚め」でもあるだろう。
まぶたが開く。世界に主体の視点が戻る。白雪姫。オープンユアアイズ。『バニラスカイ』『マトリックス』『エイリアン』『地獄の黙示録…
ビクトル・エリセの『瞳をとじて』の中でも、「映画の奇跡はドライヤーで終わった」という粋なセリフがあるし、ダグラス・サークの『奇蹟』で起きるミラクルとも比較される今作を楽しみにしていた。
サークの『…
正直に白状すると中盤意識が飛んだ。圧倒的長回し×室内劇という、とてつもなく自分と相性の悪い作風。しかしそのエッセンス、すなわち”信仰”の神髄については必見である。
デンマークを舞台にした作品…
隣のクソジジイが、ヨハンネス登場のたびに鼻で笑っておりガチでぶち殺そうかと思ったが、クソジジイがいなかったとしても私にはあまり楽しめる映画ではない インテリが使命感に駆られて見て、褒めなきゃと思って…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute