このレビューはネタバレを含みます
うぅむすごい。
吸血鬼でも同じこと書いたかもしれないけど、70年以上昔の作品なのにカメラワークが新しいとすら感じるくらい洗練されてて素晴らしい。
一番印象に残ってるのはヨハンネスとマーンの360°…
これに出てくる大人たちが、
"賢さ"を超えて、
"謎めき"を超えて、
"神秘的"なありようの魅力たるや言葉にならない…
成熟するとは、
耐えて感情を押さえ込むこと、感情をきちんと表現すること、
許…
映画全体を通して、信じることの難しさを説いているわけだけど、特徴的なのはヨハネスを除いた男性たちが懐疑的なこと。農場主モルテン、仕立て屋ペーター、長男ミケル、三男アーナス。表向きは信仰者であったとし…
>>続きを読む主は与え、主は奪う。
奪われて、なお信じること。信仰とはただ盲目的に祈ることではない。その先にある喜びにこそ幸福は存在している。ただ教えに従うのではなく自らの意思や理解を通してたどり着く境地、人生の…
【静謐の世界にて静寂に奇跡が起こる】
“革新者爆誕!!!”
“主は与え、主は奪う。”
“僕らの生命が始まる。”
“わしらは奇跡の世界にいる。”
ドライヤーの「裁かるゝジャンヌ」と同じぐらいの代表…
1回目見終わった直後の感想、よくこんな大胆なエンディングの映画つくったな!!!😮 ほんとにタイトル通り、現実生活では絶対にあり得ない奇跡が起こって終わりますし、これはクリスチャン達のプロパガンダ映画…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute