このレビューはネタバレを含みます
主人公や貧困層の人々と街の切迫感と焦燥感、家族や恋人への愛情が映像からすごい伝わる。季節が寒い時期なのも相まって、ハビエル・バルデムの男臭い体温まで感じられる。
イリャリトゥ監督らしい、男の体臭と狂…
BIUTIFULというこの簡単なスペルミスから、愚かでもなお切実に生きる上での美しいものに思いを馳せ、必死に手を伸ばそうとしている光景が浮かんでくる…。このタイトルがずっと心の中に引っ掛かっていて、…
>>続きを読む人間含む自然の中の超越的存在を認めて、いかなる人間の行いにも善悪の審判を下そうとしないイニャリトゥ監督を信頼して敬愛してる。自分の撮りたいものを撮るのでさえ難しいのに、彼はその域を乗り越えて、最初か…
>>続きを読む同監督作品のレヴェナント、バードマンはそんなに得意ではないのですがこちらのBIUTIFULLはとても好きな作品でした。
特にアパートメントのガラスの反射、クラブから帰ってきて食事をするシーンのフォー…
イニャリトゥ×ハビエルバルデム
移民の仕事の斡旋をする男がガンになり宣告された余命2ヶ月をどうすごすか、といったストーリー。
21グラムでついたイニャリトゥに対する苦手な監督ってイメージをバード…
このレビューはネタバレを含みます
「BIUTIFUL」って、綴り間違えてますやん。って、もちろんそんなことなく、名タイトルでした。
余命僅かな中、残される子どもたちのためにあちこち奔走するも、裏目しか出ず、すぐに崩れ、波にさらわれ…