昭和20年8月、北海道の寒村に疎開してきた黄枝子に、村長の息子・剛一との縁談が持ち上がる。しかし彼女の兄・秀行は、剛一の戦地における残虐行為を知っていた……。
太平洋戦争末期の北海道を舞台に、村の定…
『楢山節考』木下恵介監督による戦時下の閉鎖的な村で起きた凄惨なドラマ
敗戦色が濃くなる中、不自由な生活を強いられ暴力で支配された村人たちが、疎開者に捌け口を見出だし殺人にまで発展してしまう。
こ…
これはもう和製サム・ペキンパーですな。何を思い浮かぶかと聞かれれば「わらの犬」でしょう。はたまた、最近見た作品では「福田村事件」と似てるかな。フラストレーションが溜まっててふとした事がきっかけで暴発…
>>続きを読む大なり小なり疎開者が村人から迫害された事実はあるのだろう。開巻北海道の大自然の風景がカラーで映し出された際はいつもの木下惠介映画と同じテイストであったが、スタッフクレジットとともに、木下忠司の不気味…
>>続きを読むthe日本的胸糞作品。
大御所俳優陣の若かりし頃の姿。
美しすぎる。
戦時中のフラストレーションが、狂気に加速をつける。
おそろしすぎるけど、日本人の特性を表しているような気がしてなんとも言えない気…
No.3800
木下恵介については詳しくないんだけど、これは彼の作品群の中でも、やっぱり珍品なのか?
思ったよりバイオレンスでサム・ペキンパーかと思ったw
あるいは西部劇? アメリカン・ニュー…
太平洋戦争末期の北海道を舞台に、村の定住者と疎開者の間に起きる争いとその悲劇的顛末を描いたバイオレンス映画。木下惠介監督作品としては異例の暴力描写の多い問題作。
戦争というものは、同じ土地に住む…
木下惠介はロングショットに冴えを見せる監督なので、北海道の小村を舞台にした本作は必然的に良くなる。手前と道の奥の人物とのすれ違いを豆粒のような小ささで捉えた画などまるで「アラビアのロレンス」だ。
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