このレビューはネタバレを含みます
自然をめっちゃ大切にしてる監督なんだなあとしみじみ感じる。
小悪魔チックなマリーと、どこか暗い影のあるヘンリックとの一夏のロマンス。
途中の謎アニメ良い。
ラストのキスシーンはあだち充のタッチで…
ベルイマン作品は二作品目ですが、常に「死」意識する作家としての一貫性がありますね
直接的かそうじゃないかだけで「第七の封印」と「死」について描いている事がほぼ同じ。(死すぐそばにあり、唐突に訪れる…
白黒だろうと存分に伝わる北欧の夏のみずみずしさと男女の煌めくような戯れにうっとりしていると突然におとずれる悲劇。老いてゆく肉体に踏ん切りをつけながら、メイクという細工も外して舞台に立つマリーに大いな…
>>続きを読む今を強引に生きるバカンス
美しい思い出を回想するだけで生まれ変われるという錯覚
映画のフィルムが一定の速さでコマを落とすと、合間の闇が消えて光だけが残るのと同じ様に
懐古と幻想の中だけで生きてい…
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ウォーーーーン!!!!
本当に輝く結晶みたいな映画
二人の一夏だけの思い出は本当に輝いてるし、その後ので自分で壁を作っていつまでも停滞した日常の中を生きる暗い雰囲気も大好き。
キラキラした思い出も…
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光を反射し煌めく海と若い男女の瑞々しさ
ひとときの宝石のような日々へ徐々に忍び寄り、一気に影を落とす闇の演出は
これ以上無いほどに恐ろしい。
壁を作り閉じこもって、散々自分を卑下したあげく、今の…
ベルイマン作品
夏に見たい愛の話
美しく儚く、この作品のシルエットのような波の寄せては返す様が、全て物語っているようで。
白鳥の湖の展開は、『ブラックスワン』を思い出した。泣くに泣けない、それは辛…