余計なものを削ぎ落とした、美しい悲恋物語である。
舞台は終戦間近の秋津、生きる気力を失った青年河本周作は死に場所を求め秋津温泉へはらりと立ち寄る。彼は結核におかされていたが、温泉宿の女将の娘新…
よかったー
初吉田喜重作品
想像してたよりは撮り方に大きな特徴は少なく、引きとバックショットと正面の顔の寄りとしっかり割って見せる。音楽が絶えず流れていて岡田茉莉子のはつらつな芝居も相まってよくある…
17年経ったというセリフに出鱈目さを感じつつも、「あぁもうそんな昔の話だったか...」となんでか納得させられる
出会い、逃げ惑い、惹かれ合う
このシンプルな場面の繰り返しがこうも面白くなるのか
「映…
おもしろ半分に死を弄んだ若い男女が17年の時を重ね、男は希死念慮から脱出するものの、女のほうはその色が増していく。日本の昭和の湿っぽいメロドラマ、物語の展開は王道だけど、ひたすら画面がかっこいいので…
>>続きを読むそういえば35mmでスクリーンで見ました。
スクリーン必須作品。見事なショット。
岡田茉莉子さんが出役だけでなく、自らを記念する映画のために気合いがバシバシ伝わる作品。
見事なプロダクト。
そして、…
女優さんはやりたいんだろうなあ、
こんな役を。
主演の岡田 茉莉子の企画作品ということで、
その情熱がひしひしと伝わってくる。
結核で人生に絶望した長門裕之が、
実家に戻るが実家も戦火により焼け崩…
松竹株式会社