映画作家の気合いがワンカットワンカット伝わってくる怪作。集団で列車で疎開するシーンはリッチな画面構成に驚いた。「1900年」とか「天国の日々」のようなたくさんの人々が画面を横切って列車から飛び降り移…
>>続きを読むよかったー
初吉田喜重作品
想像してたよりは撮り方に大きな特徴は少なく、引きとバックショットと正面の顔の寄りとしっかり割って見せる。音楽が絶えず流れていて岡田茉莉子のはつらつな芝居も相まってよくある…
そういえば35mmでスクリーンで見ました。
スクリーン必須作品。見事なショット。
岡田茉莉子さんが出役だけでなく、自らを記念する映画のために気合いがバシバシ伝わる作品。
見事なプロダクト。
そして、…
女優さんはやりたいんだろうなあ、
こんな役を。
主演の岡田 茉莉子の企画作品ということで、
その情熱がひしひしと伝わってくる。
結核で人生に絶望した長門裕之が、
実家に戻るが実家も戦火により焼け崩…
このレビューはネタバレを含みます
二人の男女を通して、戦後の急激な時代の移り変わりが表現されている。淡々と時間が流れていくので主人公たちに感情移入しづらいが、残酷とも言える時の流れを確かに感じ取ることができる。最初は清楚な印象だった…
>>続きを読む東京にいる時には、とりあえずシネマブルースタジオで何がかかっているかをチェックする。吉田喜重監督の『秋津温泉』か。見たことなかったので、いそいそ出かける。
岡田茉莉子の映画出演100本を記念した作…
戦後10数年の時代を背景にしながら、温泉宿や作家業のような生活感の薄いものがモチーフになっていて、浮世離れしている感じがしつつも、堕落した思考や倦んだ生き方みたいなのが、それもまた時代の空気感の一つ…
>>続きを読む松竹株式会社