いかにもフランスらしい下町人情物語。
パリの下町のアパート。
ここには美術評論家、売れない小説家の夫婦、
ゲイの若者、いつも金を無心にくる中年男、
この男と結ばれることになる子連れの中年女らが住ん…
「さよならの微笑」のジャン=シャルル・タケラが、前作に劣らぬ佳篇とした。「ハンナとその姉妹」の後で観たが、ここにはアレンの人間不信的ないやらしい人間観察はなく、気分よく観られた、優れた群像劇。どう生…
>>続きを読む山本周五郎が得意な「赤ひげ」や「さぶ」のような青年の成長劇。
本年8月に亡くなった、ジャン=シャルル・タケラ監督作品。思えば1984〜1986年はフランス映画は大豊作だった。本作は「ルノワール捧げる…
ヨーロッパのこういう古い階段好き。
教養小説みたいな内容で意外性はないけどラストのすがすがしさに普通に安心できる。人はいつでも変われるってことを信じたいからどうしても甘くなっちゃうかも。「人は自分…
ラフォンの自室には彼の暗部が見え隠れしていて、そんな人間が嫌な奴やってるもんだから見ている分にはさほど嫌味に感じなかった。アルジェやドイツ占領時下の出来事を思い起こさせるような過去を持つ老婦人の自殺…
>>続きを読むパリのとあるアパルトマンに住む芸術家たちの人間模様を描いた群像劇。
フランス映画特有のさっぱりとした人間関係の描き方好き。互いに干渉しすぎず、でも何かあればそばに居てくれる隣人関係が素敵。
主人公の…
タイトルに惹かれて借りたら80年代のフレンチドラマだった
大嫌いな暴走下半身の話ではないけれど、それと同じくらいにひねくれたクソ野郎が出てくるので、やっぱりフランスは合わないわ、と(笑)
そんな…
パリのあるアパルトマンのc階段を舞台に、住人たちによる人間模様。
人生悲喜こもごも。
住人同士助け合ったり怒鳴りあったり。
当たり前のように同性愛者が登場したり、男性が料理したり。
絵画評論家、作家…
とあるアパルトマンのC階段を使用する住人達の人間模様。階段を挟んで男女が罵り合うクセ強なオープニングからは想像出来ない、さっぱりとした後味が印象的な作品。
中心となるのは住人のひとり、美術評論家の男…